『両眼視機能』と『調節機能』への考察
「視覚を整える」ためには、十分な時間が必要です。
コンピュータ検眼という呼び方でとてもわずかな時間で度数だけをあわせたメガネでは視覚は整いません。
なぜならば、そこに「調節機能の考察」「両眼視機能への考察」がないからです。
「アメリカ式21項目」と言われる検査法において、単なる度数合わせは7番目のたった1項目にしか過ぎません。 つまり、人が物を見る機能全体の個人差を測定しそれに合わせなければ、最適なメガネなどつくれるはずがないのです。
よく見えるのだけど、具合が悪い・・・ その原因は視力だけではない別の問題が潜んでいる可能性があるかもしれません。 つまり、「よいメガネを作るためには十分な時間が必要」なのです。
また、実際の生活環境をリアルに再現するスペースを用意する事で、見え方をより最適に合わせる工夫が必要です。
当店は一人一人の視覚に合わせ最適な方法を提案するために「予約優先制」で営業いたします。
測定項目
全てを実施するわけではありませんが、以下のような項目が状況に合わせ測定できる事が求められます。
- #2 角膜曲率測定
- #4 静的検影法
- #5 動的検影法
- NPC/NPAの測定
- 滑動性眼球運動/衝動性眼球運動の測定
- #7 自覚的屈折度数測定
- #8 遠見水平眼位
- #9/#10 遠見実性相対輻輳力
- #11 遠見虚性相対輻輳力
- #12 遠見垂直眼位
- #13 近見水平眼位
- #14A/B 調節ラグ
- #15A/B #14における水平眼位
- AC/Aの測定
- #16A/B 近見実性相対輻輳力
- #17A/B 近見虚性相対輻輳力
- #18 近見垂直眼位
- #19 調節力
- #20 実性相対調節
- #21 虚性相対調節
- 固視ずれの測定と分類
- 立体視力の測定
- 調節効率の測定
- etc・・・
測定できるだけでは意味はありません。それを見て何が必要なのか?を判断できなければなりません。
全ては貴方が快適な『視覚』を手に入れて幸せになっていただく事が目標です。